私をゆがめた国語の先生

 中学の時、とてつもなく偏屈な国語の先生がいた。

その@
 頼まれた用事があって職員室に行ったとき国語の先生が居なくて、あとで学校の他の場所で会ったとき、
 中学生の私「先日頼まれた用事ですが、今日(職員室へ)行ったのですが、おられなかったで、ここでもよいですか?あの…」
 そこで、先生は話の腰を折った。
国語の先生「それを言うなら、今日来れなかったのですが、じゃないの?(怒ったように)言い直してみなさい、さあ!」
 どうも、職員室のほうを中心に言ったことに腹を立てたらしい。
 中学の私の心の中(…先生、それを言うなら、来れなかった、ではなく、来
れなかった、じゃないんですか?それに、先生が私に頼んだ用事は、ほっといてもいいんですか?今、僕が伝えないと、困るんじゃないですか?)

そのA
 国語の授業中、現代の車社会についてどうおもうか、という先生の質問に対して、
中学の私「現代の人の脚になっています」
国語の先生「○×くん、あなたは、車で学校来てるの?そんなこと考えるのは早すぎます」
 私の心の中(殺すぞ、おまえ、先生おまえのこと言ってるんだよ!その答えがいけないのなら、その問題を出すこと自体、中学生には早いんだよ<下品でごめんなさい>)

そのB
 国語の試験で、「ごはんがうまい」という文章を書いたら、
国語の先生「ごはんは、おいしい、であって、うまい、じゃない。減点、減点」
私の心の中(ぜったいだな。卒業までおまえが飯食うときの発言を書き留めるぞ<下品でごめんなさい>)

 こうやって、純情な少年は、ねじ曲がったのであった。学校教育万歳!




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