メールをくれた筒井康隆

 筒井道隆じゃありません。筒井康隆です。
 モルツのコマ−シャルで裁判長をしている人です。
 知ってる人はこれ以上言う必要はないのですが、彼は「時をかける少女」などで有名ですよね。
 数年前、朝日ネットにパスカル文学賞がもうけられたとき以来の審査員で、私も作品を批評してもらったり、メールをもらったこともあります。
 そのころ彼は「無人警察」のてんかんに関する表記がたまたま?学校教科書に採用されて、協会から抗議され
言葉狩りへの反発で断筆宣言を行ったことはよく知られてます。
 車を運転する人はてんかん発作がある人はいけないという、未来ロボットの発言だけでなく、「方手落ち」「足がない」などは使ってはいけないと協会は主張しました。気持ちはわかるけど、それでは何も書けなくなってしまいます。
 その後彼は俳優へと転身します。彼は念願だったというけれど、僕にはブラウン管の向こうで、「よく冷えたモルツ」が「言葉狩り、なんて頭を冷やせ」と聞こえて仕方がなりません。
             
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