T |
余っているハードディスク(最低容量は1.5G)(今回は3.5インチがなかったので、2.5インチHDD IBM DTNA-22110
2.1G)を用意して、物理フォーマット(ローレベルフォーマット)をする。大容量HDDも念のため物理フォーマット(クイック)をする。私が使ったソフトはPOWERMAXである。これは、HDDに残っているMBRやテーブル類を全て消去するためである。いきなりフォーマットではだめで、これはむしろ、有害である。大容量ハードディスクに間違ったMBRが書き込まれて失敗の可能性がある。
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U |
Tで物理フォーマットをしたHDD(大容量でない、以下HDDとする)を、パソコンのプライマリIDEチャンネルのケーブルにマスターとして、大容量HDDをセカンダリIDEチャンネルのマスターとしてつなぐ。その後、HDDへ普通にOSを入れていく(最終的にWindows2000
SP2とする)。ただし、フォーマットはFAT系でする。これは、あとで大容量HDDを認識させやすくするために必要である。普通容量のHDDへOSを入れるこの段階で失敗する場合はパソコン自体が壊れているか、BIOSが対応していません。更新をしてみてください。
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V |
Windows2000 SP2を入れ終わったら、HDDのレジストリを次のように変更する。 『KEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Atapi\Parameters』に、新規にDWORD
値”EnableBigLba”を追加し、値を”1”へ変更して、再起動する。
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W |
今度は大容量HDDをプライマリIDEチャンネルのケーブルにマスターとしてつなぎ、フォーマットする。おそらく、2GB、7.8GB、32GB、64GB、128GBのいずれしか認識しないと思いますが、構わず終了する。
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X |
大容量HDDをセカンダリIDEチャンネルのマスターに、HDDをプライマリDEチャンネルのマスターとしてつないで電源を入れる。セカンダリIDEチャンネルがない場合は、CDドライブを外して大容量HDDをつなぐ。このとき、HDDをスレイブにしておくことを忘れない。
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Y |
マイコンピュータ右クリックの「管理」より入り、「ディスクの管理」で、大容量HDDを認識しているか確認する。(今回の場合は7.8GのパーティションにOSが入っており、他の部分は未使用となる)そして、OSが入っているパーティションを削除して、未使用領域と合わせて新しいパーティションを作り、アクティブにする。この段階でのフォーマットはしなくてよい。
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Z |
大容量HDDをプライマリIDEチャンネルのマスターとしてつなぎ、HDDを取り外して本来の構成として、普通にOSを入れていく。CDドライブを外したときは忘れずに元に戻す。途中でインストールが失敗するときは、もう一方のHDDのUのインストール時と何が違ったか吟味する。一番多いのは、「RESTART」のエラーメッセージですが、この際はいくら続けても失敗します。FIXMBRを施行するか、物理フォーマットをしてやり直してください。また、この一連の作業に他のパソコンを使わなかったか思い出してください。
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[ |
OSのインストールに成功したら、デバイスマネージャを整える。
ディスプレイアダプタとシステムボードの競合が起こったら、BIOSレベルで調整する。
エラーチェック機能が起動の後毎回働くようなら、SP2からSP4へアップデートする。
インターネット環境を整える。
ネットワークアダプタが不明でアップデートできないときは、他のパソコンで「パソコン名 仕様」で検索する。また、メーカーホームページのサポートかバックアップCDがあるときは、そこから引き抜く。また、IIのHDDでは自動認識したときは、デバイスマネージャから調べてOSのCDより引き当てる。それでも駄目なときは、カードやUSBのLANアダプタを使用してとりあえずネットにつなげて、後の課題とする。
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Congratulation!大容量HDDからOSを走らせることに成功。必要なソフトをインストールしてアップデートする。
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