スライド原稿
10年前、当時のE大学教授の手伝いでスライド原稿をつくったことがある。OHPで映し出すやつである。
それまで、スライド原稿というのは、置いた原稿を単にカメラで普通に撮るものだと思っていた。しかし、私が初めて見たその装置は、右上・左上から特殊な光を当てカメラ固定、特殊なフィルムを使用するというものだった。
考えてみればさまざまな強弱のある普通の光では、むらができて原稿が読めなくなるのは当然のことである。
同じように、施設でリハビリを担当する者として、強弱のある認識力では、利用者の障害の原因箇所をみつけにくいのは当然のことである。あらゆる認識力をつけなくてはならない。
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