レインマン

 ある男が突然兄(配役・ダスティ=ホフマン)の存在を知る。父親の遺産相続で分かったのだ。
 しかし兄はひどい自閉症(医学的に疑問があるが…)だった。
 飛行機をひどく嫌がる兄のおかげで、弟(配役・トム=クルーズ)は数時間の飛行機旅を3日のドライブに切り替えざるを得なくなる。その間、兄は殻に閉じこもり、同じようなことを言い続けている。
 弟が兄の才能に気づいたのは、途中立ち寄った精神科医のお陰。難しいかけ算、平方根を瞬時に答え、見たものはすぐに覚え込んでしまう(実際のモデルあり)。途中で立ち寄ったラスベガスでは兄の才能で大儲け。
 旅行を通して兄弟としての愛情に気づき始める。そして、父親が弟には遺産を残さず、兄に残したことは納得し始めるが、自分に事情を知らせてくれなかったことを恨む。
 弟は兄を養育すると言いそれは兄も同意しているというが、専門家は自閉症の兄には同意はできないはず、と研究材料のように二人を引き離す。
 家族はどうあるべきかを考えさせられる映画である。
 みなさんはどう思われましたか?
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