ナルコレプシーは、分かりやすく言えば、過眠症です。
起きている昼間に、急に眠くなり本当に眠ってしまうので、怠け者と勘違いされるようです。前の晩徹夜したり、疲労していた場合と同じような状態です。よく、48時間起きていたあと数学の問題を見た状態などと言われます。
実は、「ナルコレプシー」は睡眠をコントロールする脳の機能に異常を来たす病気なのです。 HLA(ヒト主要組織適合抗原)を検査すると、HLA-DR2とDQ1が陽性になります。その他、脳脊髄液検査もあります。つまり、客観的に判定できる病気なのです。
基本的には規則正しい生活を送り、場合によっては睡眠導入剤で前夜眠っておくことが良い場合もあるようですが、人それぞれという話も聞きます。