金八先生、しっかりしなさい!

 

 今週たまたま「金八先生」を見た。荒れた転校生とか、悪性リンパ腫になった息子に告知する場面はよかったが…。
 授業中、大体合っていると思うが、こういう場面があった。そこに至った過程は忘れてしまったが…。
 少女A「(少女Bに向かって)おまえなんかやせてもやせなくても同じだよ」
 少女B「ひどい」(大声で机の上に泣き崩れる)
 金八先生「(少女Aに向かって、めんどくさそうに)もぅ−、こらっ!泣いちゃったじゃないか」
 少女C「金八先生は<少女Bの名前>の味方なんだから」
 少女A「(仕方なさそうに明るく)<少女Bの名前>ちゃんごめんね」
 少女B〜激しく泣き始める。
 金八先生「(もういい加減にしてよと言う態度で)今日は教科書の○×ページを開けて」
 少女B〜泣き続ける。

 この番組は、脚本家だけではなく、武田鉄也がアドリブを入れるため本を読んだり沢山の勉強をしていると聞く。また、本当に教職課程を取っているとも聞く。華々しい場面よりも、こういった場面の生徒への教育をきちんと見せて欲しい。
 少なくとも私には、金八先生も少女Bのいじめを黙認しているように見えてならなかった。この場面を現実問題として出すのなら、授業がホームルームになって当然と思うのだが…。




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