福祉業界の変貌

 従来は公的に行われていた福祉制度が、介護保険を機に民間委託も可能となった。
 合理化が行われ、サービスを受ける者にはありがたい限りである。ところが、供給サイドはしのぎを削り、これからは倒産する団体も出てくるだろうと思われる。
 今日、そんな中の一団体と話をする機会があった。
 5月3日に実施される藤祭りで行う福祉機器展示会で招いた業者との打ち合わせである。業者側もなんとか周辺住民や関係者に名前を売ろうと一生懸命である。
 従来の福祉の世界では会社の売名行為は暗黙の禁忌事項であったように思われるが、今後はそれが他の業界同様当然のこととなるだろう。
 お金の裏付けあってのサービス業であることを思い知らされる時期が限りなく近くなっている。

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