腹をかかえて笑った電話

職場の電話が鳴った。 

郵便局「○×郵便局です。印鑑が必要な郵便物が届いてますが、何時頃なら家にいらっしゃいますか?」

 私の住所は確かに○×市であるが、自宅の郵便物は△■町の郵便局から配達される。本当に郵便局ならそれを知らないはずがない。さらに、なぜ職場の電話番号が分かったのか?

私「(聞こえていたが)えっ、どちらさんですか?」

郵便局「○×郵便局です」

いじわるな考えが浮かんだ。

私「だれから来た郵便物ですか?(きっと、答えられるはずもない)」

偽郵便局「……ちょっと、もう郵便物が出てるもので。何時頃ならおられますか?」

私「じゃ、7時頃なら」

偽郵便局「分かりました」

私「じゃ7時に、家の者に届けといてください。
昼からいつでも居ますから、それじゃ」

偽郵便局「……えっ(*_*)(玉砕)」

どうしてわざわざ笑わすのか。お腹がよじれて、呼吸が苦しかった。



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