事故や疾病などにより上肢や下肢を切断している方のリハビリの第一歩は、手術によって神経末端を整えられた切断面を体になじませることである。
場合によってはたたいたり、義肢ができるまで断端の形が変形しないように弾力包帯で整える。巻き方に技術がいる上、絞めすぎても緩くてもダメである。
8年前に医療現場から離れたので、私は県立病院で一例しか扱っていないが…。
また指などの欠損の場合は、ちょっと見ただけではそれと分からない程度のものは、発注により製作可能である。
ただ、ここで問題なのは、当人が面倒くさくてつけないことが多いということである。
技術が進んでいても、知覚のないものを身につけるのは、必要に迫られる下肢装具など以外あまりないようである。
ちなみに作られた指の写真を載せてみます。心臓の弱い人は見ないでください。