ある大学講義の風景
最近、就職が難しいのは言わずもがなだが、それを差し引いても納得できないことがあった。
テレビでも言われていたそうだが、せっかく就職した若者の約50%が、その職場を3年以内に辞めているというのだ(やりたいことがあって辞めるという人はまだましだと思う)。
問題点は簡単に言うと、こういう内容だ。
彼ら「やりがいを求めたり、職場や他人に気を使うことが自分に合わなかった。他に自分を生かせる職業があるはず」
私ら「やりがいは自分でつくるもので、職場が用意してくれるものではないと思う。それに、気を使わない職場なんて無い」
彼ら「じゃ、あなたは永い年数気を使って勤めて、何を得たのか?」
私ら「…………」
彼ら「そーら、みたことか。そんな何にもならない苦労なんてしたくない。俺はきっと自分に合う仕事を見つけて、何かつかんでみせる。ただ今は、俺には気楽なバイトが合っている」
上記の話が出たときの最近の某大学生たちの反応(実話)
「たしかに、今の時代は自分のしたいことがみつからないよ」
「会社なんてすぐつぶれる時代だから、あわてて就職しなくて良いと思う」
「彼らの考えは、はっきりしているので、職場とは分けて考えないといけません」
「職場での人間関係は大切だから、あわなければ早く辞めた方がいい」
「ベンチャービジネスの時代だから、年数なんて関係ない。仕事ができれば問題ない部分もあります」
「世界をこれから動かすのは私たちだ」
私は固まってこの講義で何も言えませんでした。
ここで非公式だけど、言わせてもらうよ。
「六法全書頭のカチカチ野郎ら、てめえらに未来はないぜ!」
(関係者の方、もしここを見ても、ちくらないでね(^_^;) m(_ _)m)
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