フロリダ州の選挙制度の不思議

 アメリカ大統領選で話題となったフロリダ州の選挙制度は、5%以内の差であれば、得票数を数え直すというものであるのはご承知の通り。
 しかし、この法律は紙パンチを使った機械集計ができる前のものであるから、人間の手による集計が間違いもあるということを前提にしている。それなのに、機械集計ではなくて、手集計を主旨とするゴア候補の訴えは、矛盾するものがある。
 報道されているように、候補者位置がわかりにくかったとか、パンチ穴が十分開いていないなどの票の扱いが問題となっているが、今回のノ−カウント票はそのまま無効にすべきだと思う。
 そして早急に、機械集計を前提とした新しい法律を制定すべきである。
 別にどちらの味方でもないのだが…。(^_^;)


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