無礼講

 忘年会シーズンである。
 無礼講というのがあるが、それを宣言すると本気になる人がいる。
 私の経験によると、無礼講=「目上に酒をついで、普段以上に話しましょう」という意味らしい。勘違いして、無礼講=「なんでもあり」に解釈すると、後日必ず痛い目に会う。
 前の職場では、目上の人に肩を組んだら、二度と話してくれなかったなんてこともあるのだ。
 いずれにしても、日本組織の忘年会は年忘れの会ではなくて、上の方々の接待と交流なのである。
 快く年忘れしようとすれば、気の知れた少人数でこっそりとやるべきだ。

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