パソコンがなぜ動くのか考えたことありますか?
Windows98やWindows Meのようなオペレーションシステムが動かしている、というのは半分正解で半分不正解です。
パソコンが起動するときは、ROMというところからBIOSという簡単なプログラムそのものが、(シャドウ)RAMというところにコピーされます(ROMとRAMの違いは、それぞれのアクセス速度ですが、ROMはそれが死ぬほど遅いです)。
そして、速度の速いRAMでBIOSのプログラムが初めて作動し、オペレーションシステムを稼働させます。むろん立ち上がったあとのパソコンではBIOSそのものは何もしていません。
ときどき、BIOSのアップグレードなんて言う言葉を聞きますが、BIOSというプログラムは作動してしまった後なので、動いていないから可能なのです。
もし、BIOSのアップグレードに失敗したら、パソコンはただの箱です(普通は)。