便利なパソコン操作


Ctrl,Alt,Shift キーを固定する方法
片麻痺障害の方は「 Ctrl キーを押しながらマウスをドラッグ 」等の操作が困難です。
その際に Ctrl キーに重りなどを置いて対応していませんか?
ここでは、Windowsの設定でキーを固定する(押しているのと同じ状態にする)方法をご紹介します。

< 設 定 手 順 >
1. 「マイコンピュータ」アイコンの画像です。まず、マイコンピュータアイコンをダブルクリックし、マイコンピュータを開きます。
2. 次に、マイコンピュータの中のコントロールパネルアイコンをダブルクリックし、コントロールパネルを開きます。
「マイコンピュータ」ウインドウの画像です。
3. コントロールパネルの中のユーザー補助アイコンをダブルクリックします。
「コントロールパネル」ウインドウの画像です。
4. 次のような画面が表示されますので、[固定キー機能を使う(U)]チェックボックスにチェックをして[設定(S)...]ボタンをクリックします。
「ユーザー補助のプロパティ」ウインドウの画像です。
5. 次のような画面が表示されますので、[ショートカットキーを使う(U)]チェックボックスにチェックをして[OK]ボタンをクリックします。
「固定キー機能」ウインドウの画像です。
6. 再び「ユーザー補助のプロパティ」に戻りますので、[固定キー機能を使う(U)]チェックボックスにチェックが付いているのを確認し、[適用]ボタンをクリックします。さらに[OK]ボタンをクリックします。
「ユーザー補助のプロパティ」ウインドウの画像です。
7. コントロールパネルのウインドウを閉じて、設定終了です。
 「コントロールパネル」のウインドウ画像です。

< 使 用 方 法 >
Shift キーを5回押す。 固定キー機能を有効にする。
 タスクバーの画像です。
 Ctrl キーを2回押す。 Ctrl キーが固定される。
(Ctrl キーを押しているのと同じ状態になる。)
 タスクバーの画像です。
 Alt キーを2回押す。 Alt キーが固定される。
(Alt キーを押しているのと同じ状態になる。)
 タスクバーの画像です。
 Shift キーを2回押す。 Shift キーが固定される。
(Shift キーを押しているのと同じ状態になる。)
 タスクバーの画像です。
2つのキーを同時に押す。
(キーは何でもかまわない)
固定キー機能を無効にする。
 タスクバーの画像です。

< 利 用 例 (1) >
強制終了(「Altキー」+「Ctrlキー」+「Deleteキー」)の場合
1. Shift キーを5回押す。(固定キー機能を有効にする。)
2. 次のような画面が表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。
「固定キー機能」ウインドウの画像です。

固定キー機能が有効になると、タスクバーに固定キーアイコンが表示されます。
タスクバーの画像です。
3. Alt キーを2回押す。(Altキーを押しているのと同じ状態にする。)
 タスクバーの画像です。
4. Ctrl キーを2回押す。(Ctrlキーを押しているのと同じ状態にする。)
 タスクバーの画像です。
5. Delete キーを1回押す。
6. 強制終了画面が表示されます。
「プログラムの強制終了」ウインドウの画像です。

< 利 用 例 (2) >
Excel表計算で離れた領域のセルを選択する場合。
1. データが記入されたExcelシートを開いておきます。
サンプルExcelシートの画像です。
2. まず、初めのデータをクリックあるいはドラッグして選択します。
サンプルExcelシートの画像です。
3. Shift キーを5回押す。(固定キー機能を有効にする。)
 タスクバーの画像です。
4. 次のような画面が表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。
「固定キー機能」ウインドウの画像です。
5. 次に、Ctrl キーを2回続けて押します。(Ctrlキーを押しているのと同じ状態にする。)
 タスクバーの画像です。
6. そして、離れたデータ領域をクリックあるいはドラッグして選択します。
さらにデータ領域を追加する場合は、同様に追加するデータ領域をクリックあるいはドラッグします。
サンプルExcelシートの画像です。
7. 2つのキー(「Ctrl」と「Shift」など)を同時に押して、固定キー機能を無効にします。
 タスクバーの画像です。

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