音楽

 私ができないから、楽譜が読めたり、作曲できる人はすごいと思う。その時々の気分や感情、情景を音の変化で伝えるのだから。
 さてご存じの通り、ピアノの鍵盤に黒い「半音あがる」というやつがあるが、すべてのところにはない。ないところはどうしてないのだろう、と小学生の僕は思った。
 私は25歳のときに答えを知った。
 ドレミファソラシドは音の周波数がすべてが等間隔というわけではない。
 隣り合う白い鍵盤の周波数の「差」は1と2のところがあるのだ。
 だから、周波数の差が2のところには黒い鍵盤が入って、周波数差を1としているのだ。
 誤解を招くのは、「半音あがる」という言い方である。
 本来の等間隔の周波数差にするため、周波数差が2のところを「調音」しているだけなのだ。
 その道の専門家(同級生)に聞いてみたことがある。
 なぜそんなややこしいことをするのか、と。
 その調律(ドレミファソラシド)が耳障りが一番いいのだそうだ。そして、あとから半音という考えが入ったので、しかたないんだそうだ。
 そんな不規則な調律を聞かされて、音を当てるテストで、0点を取ったのは小学生の僕とその他5人です。僕の右脳は脳死状態です。(*_*)

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